中国の祝日・休日カレンダー 2026年

緑色でマークされている日付は祝日です。カレンダーの下に各祝日の詳細説明があります。

1月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
2月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
3月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031
4月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930
5月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31
6月
123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930
7月
1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
8月
1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031
9月
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930
10月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930
12月
12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

祝日の出典

  1. 2025年の中国の祝日は、2024年11月12日に中央政府国務院から発表されました。 「国务院办公厅关于2025年部分节假日安排的通知」(国办发明电〔2024〕12号)
  2. 中国の法定休日を規定しているのは以下の法令です。 「全国年節及記念日放假弁法」 (1949年12月23日発布 2024年11月8日最終改正 2025年1月1日施行) *2024年11月に一部改正されました。この改正により、2025年から法定休日が2日増えます(旧暦大晦日、5月2日)。

備考

  1. 2025年の改正について (1)2024年11月に『全国年節及記念日放假弁法』が改正されました(2025年1月1日施行)。 おもな変更は以下のとおりです。

    1. 旧暦大晦日が法定休日になりました(春節の法定休日が1日増えて4日になりました)。
    2. 5月2日が法定休日になりました(労働節の法定休日が1日増えて2日になりました)。
    3. 法定休日を連休にするために週末休日を移動する場合、連続する出勤日は6日を超えないようにする、と規定されました。

    (旧暦大晦日は、2008年から2013年までは法定休日でしたが、2014年の改正で法定休日から外れていました。)

    (2)さらに、毎年の連休日程を公表する国務院令『国务院办公厅关于2025年部分节假日安排的通知』において、今後の政令による連休日程策定のガイドラインが以下のとおり示されました。おおむね前例を文章化したものですが、この種の基準を中国政府が正式に公表するのは初めてのことです。

    1. 春節は旧暦大晦日から8連休とする。
    2. 労働節は5連休とする。
    3. 国慶節は10月1日から7連休とする。その期間に中秋節があたる場合はあわせて8連休とする。
    4. その他の祝日は3連休とする(ただし、水曜日にあたる場合は、連休にせず当日のみ休日とする)。
  2. 中国の法定休日と政令による連休 中国の祝日(法定休日)は年間合計13日です(2025年以降)。

    中国の法定休日の一覧

    祝日 休日日数 日程
    元旦 1日 1月1日
    春節 4日 旧暦大晦日~旧暦1月3日
    清明節 1日 4月4日または5日
    労働節 2日 5月1日~2日
    端午節 1日 旧暦5月5日
    中秋節 1日 旧暦8月15日
    国慶節 3日 10月1日〜3日
    合計13日

    この法定休日をベースに、政令によって以下のとおり連休がつくられます。 週末休日の振り替えによる連休化

    中国は週休二日制が普及しているので、日曜日・土曜日は公休日です。政府(国務院)の権限でこの日曜日・土曜日を祝日(1日〜4日間)の隣に振り替えて、3日間〜8日間の連休にする運用が定着しています。

    日曜日・土曜日をどの平日に振り替えるかは、毎年、政府(国務院)が決定します(この決定が発表される時期は、前年の11月〜12月頃です)。

    つくられる連休の日数は、それぞれの祝日ごとにおおむね決まっています。

    中国の連休日数

    祝日 連休日数
    元旦 3連休
    春節(旧正月) 8連休
    清明節 3連休
    労働節 5連休
    端午節 3連休
    中秋節 3連休
    国慶節 7連休

    振替に使用した日曜日・土曜日は出勤日(平日扱い)となり、官公庁、一般企業などは、原則として通常どおり営業します(振替出勤日)。証券取引所は普段の週末と同じく休場です。

    *上記の表の連休日数は、法律で決まっているわけではなく、行政上の前例にすぎないので、これと異なる日数になる年もあります。

    *中国の祝日、連休日程の決まり方については、こちらの記事も参考にしてください。 中国の法定休日制度について

  3. 振替休日について

    中国には振替休日の制度があります。ただし、中国の祝日に関する法令には、 「全国民が休みになる休日が土曜日、日曜日にあたるときは、平日に振り替える」(全国年節及記念日放假弁法 第6条) と書いてあるだけで、「どこの平日に振り替えるか」は書いてありません(決まっていません)。 このため、毎年前年11月〜12月頃に公表される政府の通知を見るまでは、振替休日の具体的な振替先はわかりません。

  4. 一部の人にのみ適用される休日

    あまり意識する必要はないと思いますが、中国には「一部の人にのみ適用される休日」というものがあります。国務院の政令で正式に決まっています(全国年節及記念日放假弁法 第3条)。 特定の人に適用される休日

    祝日 休日日数 日程
    女性節 女性のみ半日 3月8日
    青年節 14歳以上の青年のみ半日 5月4日
    児童節 14歳未満の少年児童のみ1日 6月1日
    建軍記念日 現役軍人のみ半日 8月1日

    仕事上問題になりそうなのは、「女性節」と「青年節」でしょうか(ここに言う「青年」とは「14歳以上28歳以下の男女」を指します)。

    ただ、女性や青年が実際にこの日に半日で帰ったという話はあまり聞いたことがありませんし、仮に半日で帰ったとしても会社や役所自体は通常の終業時間まで開いているので、この種の休日は、みなさん普通あまり意識していないと思います。

  5. 少数民族の自治区には、各民族の習俗習慣に基づく休日が定められている場合があります。 これらは国(中央政府)の管轄ではなく、各民族自治区の地方政府が独自に定めます。

  6. 中華民族の伝統的な祭日は、今でも旧暦(太陰暦)の日付で祝われます。以下の3つです。

    • 旧正月 旧暦1月1日
    • 端午節 旧暦5月5日
    • 中秋節 旧暦8月15日

    中国語では「旧暦」のことを、「農暦」(nong li)と呼びます。

    1912年に孫文の中華民国が成立した際に、公用暦が太陰暦から太陽暦(グレゴリオ暦)に切り替えられました。これにより普段の社会生活は西欧と同じカレンダーで営まれることになりましたが、中華民族伝統の祭日は、いまも太陰暦の日付で祝われます。 旧暦に基づく祝日は、カレンダー上の日付が毎年変わります。

  7. 1912年を民国元年とする「中華民国暦」(日本の元号に相当)は、台湾では現在も普通に使われますが、わたしが知る限り中国本土では「一切」使用されません。年の表記は公文書でも西暦です。

プライバシーポリシー   9.30ms  0.84MB